気前のよい男

19世紀初頭。ベルギーにパウエル・クワックと呼ばれる醸造家がいました。彼は醸造所とともに駅馬車の停泊所も経営していたそうです。

諸説ありますが、当時、馬車の乗員は乗客と同じ宿に泊まることが許されていなかったことと、馬車から手を放すことができなかったために、彼は馬車につけた輪に掛けれるような形状のグラスを考案し、そこにビールを入れて乗員たちに気前よく振る舞ったそうです。

そう、そのビールこそが、このパウエル・クワックであり、当時の馬車の輪に掛けて飲むグラスを再現したフラスコのような専用グラスで飲むのが美味しいのです。

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今夜は馬車に腰かけて飲んだビールを乗員気分で味わってみてはいかがでしょうか?

ちなみにパウエル・クワックとは、「気前のよい男」という意味のニックネームです。

 

パウエル・クワック 330ml
度数:8%
1,300円(税別)
赤褐色で苦みと甘みのバランスの良い、美味しいビールです。